美容熱が加熱した結果・・・
こんにちは、かっぱさんです。
自分は、40年以上アトピーと人生をともにしています。
で、今日はかかりつけの皮膚科に行ってきました。
いつもは、
「お加減いかがですか?」
「夏場は汗が~」
「冬場は乾燥して~」
などといったお話をされ最近の症状を聞かれ、処方の内容を相談したりしています。
なぜか、今回は処方の内容を話しているときに、言葉に詰まっておられる。
で、切り出されたのが
「いつも、お出ししている薬が
困ったことになってまして・・・」
自分としては、効果は若干低くても体に害がないように処方をお願いしていたので、新しく副作用でも発覚したんか?と思って驚きました。
詳しく話を聞くと「保湿剤」として処方されていたものの処方量の制限が厳しくなっているとのこと。
「ヘパリン類似物質」と言う言葉、聞いたことありますか?
これは自分には保湿剤として処方されて、皮膚の血行を促進してアトピーとかで硬化してしまう表皮の症状を緩和するものです。
身体部に使用するもので、顔などに使用するものではありません。
(顔の保湿剤は別のものが処方されています)
いつごろからかは不明ですが、この「ヘパリン類似物質」が含まれたクリームの保湿効果が高く、美容に力を入れている女性たちにもてはやされるようになりました。
で、安価な入手方法として、皮膚科で処方箋をもらったら保険も利いて安くあがる。その上、医薬品なので安心。
ということが広まっていったそうです。
その加熱の結果、
処方制限にいたるそうです
その流れの中でいろいろ話を聞いたところ、気分が悪くなる話がありました。
- 元々あった処方量規定の二倍量を求めるお母さんがいる
- 用法として胴部に使用するものだが「自分は顔に使うので処方しろ」
先生の話では明らかに「美容目的で使っている」「診察した子供ではなく母親が使っている」とボヤいておられました。
おまけに「処方しなければ怒り出す」と頭をかいておられました。
本来の用法・用量を無視した使用方法でて、クレームいれて、保険を使った結果・・・
治療に来ている人間に
処方制限がかかる
ということになるようです。
美容のために保険を濫用した結果
治療薬としての処方が制限される
美容に気合入れるのはええですが「手段問わず」とういうのはどうですか?
心根が醜いでしょう?
自腹切ってくださいな・・・。
ここまで、読んでいただいた方、ゴメンなさい。
愚痴でしたorz
それでは、また。